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 SF/Jコラム第2弾 「祝 ANSARI X PRIZE!」


Maneger Hirai:
今回の目玉なんといっても「スペースシップワンの快挙」です!まずはこれからお話しましょう。

Staff Nereus:
スペースシップワン ANSARI X PRIZE獲得おめでとう! (爆)

Staff Zebra:
すばらしい、歴史的瞬間でした!感動でおもわず泣きそうになりましたよ!(涙)

一同拍手

Hirai:
今回のスペースシップワンの快挙は 9月29日にファーストフライトで高度100kmに到達し、10月4日に二回目のフライト X2を達成させ、X PRIZE competitionの優勝条件である「高度100kmを再使用で2回 2週間以内に飛ぶ」をクリアし、見事 ANSARI X PRIZEを獲得しました。

Nereus:
1996年から始まって、今年2004年の12月末が期限でしたから、実に9年越しの達成ですよね。スペースシップワンのチームだけでなくX PRIZE関係者全てが大喜びでした。

Zebra:
そう、だからバートルータンも今回の勝利はスペースシップワンのMojave Aerospace Venturesだけの勝利ではなく、X PRIZEに参加したすべてのチームの勝利であるとコメントしています。一時は民間ではやはり無理なのではないのか言われた時期もありました。しかしついにANSARI X PRIZEの有効期限の切れる3ヶ月まえというぎりぎりで、再利用型による民間宇宙飛行を達成させました。これは、本当にすばらしいことです。

Hirai:
コリンズ先生もコラムなどで述べていますが、今回のスペースシップワンがすばらしいことは開発コストが極めて安いことです。
3000万ドル以下(30億円以下)で有人の準軌道宇宙機を開発しました。
これはNASAの予算でいうと、半日で使い切っている金額と同様です。
たったこれだけのコストで、安価で大きなビジネスとなりうる宇宙機を開発できたわけです。

Nereus:
民間でも、少ないこれまでにない投資と予算で有人宇宙船を開発することができるということが証明され、宇宙開発は金がかかるという常識までも覆されたわけですよね。
安く宇宙機が開発することができることがわかれば、これからはどんどん民間企業が宇宙業界に入ってこれるかもしれませんね。

Zebra:
いままで、民間宇宙旅行はやれなかったのではなく、やってこなかっただけということの証明でもありますね!
この民間でやったということももう一つ偉大なこととして挙げていいのではないでしょうか。
宇宙開発は政府の宇宙局が必ず入るものという今までの常識が、政府が直接手を出さず宇宙事業を民間だけで独自に進めて行けるということの足がかりとなると思います。

Nereus:
そうですね。事実、今回の挑戦中に、ヴァージンのブランソン氏がスペースシップワンと契約を結び、ヴァージン社で宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック社」を立ち上げると発表されました。どんどん民間宇宙旅行が現実に近づいています。

Zebra:
これは、スペースシップワンが完全な再使用型の開発であったからこそできる事業だと思います。
X PRIZEの目的の一つでもあった再利用型の宇宙機の開発がもたらす安価な宇宙旅行が現実になりそうです。
このサービスではスペースシップワンを改良した「VSSエンタープライズ」を開発し5人以上の乗客を乗せて運行をする計画です。安全性もさらに向上させ、2007年からの本格運行を目指しているみたいですよ。わくわくしてきますね。

Hirai:
これらX PRIZEの主張はコリンズ教授からのアドバイスも影響があるのかしれません。
実はX PRIZE初期のころはここまで宇宙旅行の実現に特化した宇宙機の開発が目的ではなく、民間による新しい技術開発にディアマンデス氏は主眼を置いていたそうです。
コリンズ教授らとの話し合いや時代の変化などもあり、宇宙事業の開拓に重きを置くようなX PRIZEになってきています。

コリンズ教授は「宇宙産業の発展」を主張されていますから。
コリンズ先生がX PRIZEのアドバイサーとしてご協力を承諾された一番の理由をこうおっしゃっていました。
「彼(ディアマンデス氏)は宇宙旅行をしたいと言った。だから私は協力することにした。宇宙旅行をしたいという思い人なら私は手を貸すよ。」

Zebra:
これからもどんどん思いの同じ人たちと一緒にやりたいですね。
ヴァージン社の1回の費用は今のところ20万ドルですから2000万円以上ですか。 宇宙が選ばれた人だけの場所であるという感覚はだいぶ薄れてくると思いますが、まだまだ私たち一般人には高い値段です。それでも、家を買ったり、高級車を買うような値段で宇宙へ行けちゃうというのは世の中の常識が変わりますね。

Nereus:
すぐに安くなりますよ!宇宙旅行事業と言えばすでに、Space Adventure社が1000万円の宇宙旅行サービスの受付を開始していました。ヴァージン社の発表を受けてどう出るか、注目ですね。宇宙旅行会社によるサービスと価格競争がいよいよ始まりそうです。
まさに宇宙産業、「ビジネス」として新の本格的な宇宙利用の扉を開いたんじゃないでしょうか。

Hirai:
実は、コリンズ先生からブランソン氏とポールアレン、ルータン氏が水面下で話し合いを進めていたことはずいぶん前から伺っていました。コリンズ先生とブランソン氏はお知り合いだそうで、コリンズ先生いわく「彼はとても目立ちやがりやで常に一番が好きなんだ。」と言っていました。当然宇宙旅行ビジネスでも一番を目指すでしょうね。準軌道宇宙旅行客第一号なんかもひょっとしたら狙っているかもしれませんね。

Nereus:
誰が準軌道宇宙旅行客一番になるか賭けましょうか!?

Zebra:
ブランソンに1000円!

Hirai:
賭けるんじゃないって! <ベシ☆>

Nereus &Zebra
あたたた・・・・・ (前回に続いてまたお約束か〜〜)

Hirai:
価格競争で言えば、日本の準軌道宇宙旅行プロジェクト「宇宙丸」の構想では最終的には「一人当たり30万円」を計画しています。このプロジェクトが実現すれば、ヴァージンやスペースアドベンチャーにも十分対抗できる宇宙旅行事業を日本でもやることができます。

Zebra:
ルータン氏はスペースシップワン単体の打ち上げコストを7000ドル(約70万円)と言っていますから、その半分以下の費用になりますね。垂直短段式によるメンテナンスの容易さと、搭乗人数を増やすことで可能なんですね。

Nereus:
ヴァージンが商用スペースシップワンと地上設備等の開発に約1億1千万ドル(約130億円)の投資を決めました。スペースシップワン初号機の開発費を含めても、160億円程度の開発費で民間商用宇宙船ができるとは驚きですね。宇宙丸の開発費と比べるとどうでしょう?

Hirai:
宇宙丸は年間100億円、3年間で300億円 この中には地上設備開発や日本の制度改革などの見積もりも含んでいます。
スペースシップワンの開発費は実際にはハイブリッドロケットエンジンを提供しているSpaceDev社など、部品を提供した各社は大きな赤字で提供していますから、実際の開発費は30億円よりももう少し多い。
これらと比較しても宇宙丸の開発費とかなり近いことが判りますね。

Zebra:
海外のこういった動きを知り、 日本でも「宇宙丸」に投資して宇宙旅行事業をやるぞ!という人が現れてくれるといいのですが。

Nereus:
せめて、今後予定されているX PRIZE CUPに日本からもチームが参加して欲しいと思います。
自動車の世界でも「レース」に参加したことが、日本の自動車産業の世界制覇の足がかりとなりました。
当時、バイクしか作ったことがなかったホンダが「F1レース」に参加して、自分たちが車をつくる技術があることを世界や日本政府に認めさせ、自動車産業に乗り出したことは日本では神話のように有名ですよね。
今や、ホンダは世界一の自動車ブランドと言ってもいいほどになっていますよね。

Hirai:
宇宙丸がX PRIZE CUPに出場なんていいですね。
我こそは宇宙事業をやるんだ!と
「21世紀のホンダ」を目指した、技術のある企業や、ベンチャー会社、町工場からの参加も期待しています!

Zebra:
宇宙丸プロジェクトでは民間だけでなく、政府からの支援を求めているのではないでしょうか?

Hirai:
宇宙丸プロジェクトが日本政府からの支援を求めているのはこれまで有人での宇宙開発を日本では行ってきた実績が無い為、こういったリスクの高いはじめてのことを政府の支援なしに日本の民間企業だけで行うことができるのか?という民間からの不安要素を軽くするための提案です。また、今日本で一番早く実現できる技術をもったエンジニアの方もJAXAの方ですから。
その他、航空法など整備しなければならないことは他にもたくさんあり、日本国内で宇宙旅行事業をするためには、政府の支援が不可欠です。
これらを解決して、基礎技術を確立し、民間に引き渡すか、民間との共同開発が1つの理想的な方法ではないでしょうか。

Nereus:
しかし、世界は確実に民間による宇宙事業の開拓へシフトしていますよ。
本当に、民間だけで道を切り開くつもりがあるのなら、それこそ、ホンダのように海外の宇宙レースで優勝して日本政府に認めさせるのはどうでしょう。
優秀なエンジニアもヘッドハンティングして・・・・・。
難しいかもしれないですが、日本の「技術力」と、過去の日本にあったような「フロンティアスピリット」 があれば道は切り開かれると思います。

Zebra:
今の日本も固定概念にとらわれない人たちが道を切り開いています。
宇宙開発同じくらい敷居の高かった野球界も、選手会の古田と新球団参入を掲げるライブドアがその敷居を突き崩し、野球界の年寄り達を退け、革新を起こしましたよね。
日本の宇宙開発も、そんなブレイクスルーが起こってくれることを期待してます。

Hirai:
今回のX PRIZE Competitionには、アジア初のスポンサーとして、ライブドアが参入しました。
野球だけでなく、宇宙にも目をつけてついに参入してきた日本のベンチャー企業に期待です。
また、JAXAも茨城の民間企業13社を集めてロケット開発事業の研究会を発足させました。
これからも引き続き「民」と「官」の両方にアプローチしていきたいと思います。

Nereus:
しかし、予想通り、日本でも
ITベンチャー企業が宇宙事業に乗り出してきましたね。
ライブドアの堀江社長に負けていられないな!ライブドアかかってこい!

Zebra:
・・・・・・、ライバル視してお互いに対抗しないで、まずはみんなで協力してネットワークを作り上げることが大切だと思いますよ。
X PRIZEとSF/Jとの協力打ち合わせの時、日本人でX PRIZEにただ一人勤務してらっしゃる水谷さんとの 打ち合わせの時もおっしゃっていました。 。

「まだまだ数少ない日本で宇宙旅行を実現させるための団体やプロジェクトはお互いに連携するべきです。
その為にも、自分はアメリカという日本の外から刺激を与え、日本の宇宙旅行実現のためにアプローチをするのです。」

私たちは、日本の中からX PRIZEの与えてくれた振動を共鳴させて、激震に変え、少しでも日本を動かす力となれるようにがんばりましょう!

Nereus:
そして、日本でも宇宙旅行市場確立の見込みができれば、そこからは激動の時代に突入です!
「振り落とされるなよ!」(by バートルータン)

Hirai:
今回は、スペースシップワンの快挙にスポットを当ててお話しました。
ご意見、ご感想をお待ちしています。
次回をお楽しみに!

一同
ありがとうございました!Let's come true The Space Tourism for everyone right now !!
                     
   by Space Future Japan

作成日 2004.10.11

 

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