2004/09/17 (金)

ダビンチチーム、本番直前のバルーンテスト成功!!

ANSARI X PRIZEでSpaceShipOneチームの勝利を阻止すべく逆転を狙っているカナダのda Vinci Projecttチームは首尾よくWild Fireのための空中打ち上げ台として使用する気球をテストし、成功させた。

ダビンチチームのチームリーダでありパイロットのブライアン・フィニーは「それは完全な成功でした。」、「気球にペイロードをつるし負荷を加えてテスト飛行を実施しました、そして、私たちが期待するある地面からの非常に急速な上昇率を得られました。」と言った。

気球のテスト飛行は気象条件のため1週間遅れていたが今回成功し、このテストはダビンチプロジェクトチームが来月挑戦する1000万ドルのANSARI X PRIZEを獲得するようための重要なステップを表す。

実際の打ち上げでは、ダビンチの気球は8,500ポンド(3,860キログラム)のWildFireが下でつながれている状態で7万フィート(21〜24キロメートル)以上に上がることになるだろう。そしてロケットはリリースされロケットエンジンを点火して、パイロットのフィニーは少なくとも62マイル(100キロメートル)の高度にそれを操縦することになる。

先週末に実施された公表されていない米国-カナダの境界の南側の場所で行われたテストでは、気球が打ち上げの間にかかる重さに対する張力と熱応力をシミュレートするように実施された。
気球は、縮小された塩水のおもりを 気温が-45度まで下がる4万フィート(12キロメートル)の高度に運び、 そして、おもりの塩水は、ロケットのリリースをシミュレートするために気球より落とされた。テストは成功し気球は高度で非常に低い温度でよく対応できたようである。

ダビンチプロジェクトは本番に向けて精一杯努力し、彼のボランティアがロケット、気球、および他の発射システムが10月2日にキンダーズリー、サスカチェワンから準備ができるようになるように1日あたり20時間働いているらしい。また、心配された必要な保険と政府の許可を含む問題はまもなく解決すると言っており、本番に向けて順調に準備を進めている。

また、フィニーは「有名な航空機設計技師バート・ルータンと彼のSpaceShipOneチームが9月29日と10月4日にX PRIZE挑戦飛行を計画をしたので状況は厳しいです。 予備を勝利飛行として、ルータンは2週間で3回の飛行を考えています。」と言って、「すべての準備が時間内にできても、Wild Fireがスケジュール通りに飛行するという保証が全くまだないありません」と状況が厳しいことをフィーニーは認めている。

しかし、SpaceShipOneにも何が起こるかわからず、天気、または土壇場の不調の可能性などもあり、本番に向けて着実に準備を続けていくつもりであると、彼は言ってる。

ダビンチプロジェクトは不利な状況でも勝利を信じて頑張っている。

関連記事
Balloon passes space test(MSNBC)